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土屋鞄・手作りランドセル

本当にこの場所でいいのだろうか。

倉庫街の中に目的地らしいその建物はあった。駐車場には複数の車。小さな子供たちも出入りしているので恐らくここでいいのだろう。

これは土屋鞄 との懐かしい出逢いの日のことである。

デパート等で複数のランドセルを手に取ってみたが、えらく高級品であったり、おすまし顔であったり、どれも作った人のぬくもりが伝わってこなかった。使用者にとっては一生に一度のランドセル、そして当然のことであるが毎日毎日の使用に耐え、しかも匠の「気」の入ったものが手に入れたかったのである。

できるなら、匠から直に説明を受けて、売ってもらいたい。そんな気持ちから製作所兼販売所へ足を運んだのであった。

倉庫のような建物に入ると、昭和の電灯と匂いが残っているようだった。めいめいランドセルを手にとりながらお店の人の説明を受けていた。

その奥に広告に載っていた土屋鞄製作所主宰の匠、土屋さんがいらした。

落ち着いた瞳の奥に確固とした自信と審美眼の光。マイスターの眼差しはブレがない。カメラのピントがしっかり合った時の気持ちよさを感じる。

納得がいくまで調整する、究める、きっとそんな仕事をしておられるのだろう。

製品が並んだ奥の工房では、職人さんたちが各々、ミシンをかけたり、各パーツの処理をしているのを間近で見学することができた。この淡々とした雰囲気と張り詰めた緊張感がまたいいのである。

この人たちの作品なら安心して使える。つくりのよさはもちろんのこと、心がこもっている。

手にしたランドセルは丹精に作り込まれ、あくまでもオーソドックス、ランドセル用に開発された上質な牛革、総牛革ボルサのつやけしはなめらかでずっと撫でていたいほど。使い心地もよいらしい。

いろいろと説明を受け、質問にも答えて頂いて、商談成立。作り手から、しかもその工房から購入できたのは印象深い。数年後、二つ目もここでお願いした。

傷はほとんどつかない、型くずれもない、雨にも強い、ホントに頑丈。6年経ってもぜんぜんへこたれない。登下校のお守りでもある。匠の方たちに感謝である。

役目の終わったランドセルは望めばミニランドセルへ生まれ変わらせてくれるという。

ランドセルばかりではない、他の革製品のすばらしいこと。大量生産ではないひとつひとつの心のこもった手作り。昔は当たり前だったことが今では贅沢のひとつ。ブランドにこだわらない、自分がよいと思ったものを持つ喜び。そして、使い捨てではなく大切に長く付き合う。ある意味でスローライフでLOHAS( Lifestyles of Health and Sustainability )な買い物なのではないか。

財布、キーケース、定期、名刺入れなどなど、ここの製品を愛用している。ブランド名も何も入っていないシンプルなデザイン。手触りも気持ちよいが、作った人の顔を思い出せるからよけいに大切にしたくなる。思いをつのらせつつ、少しずつ買い足していきたい。

熟練の匠から丁稚へとその技術と智慧は受け継がれていく。たった一人で始めた土屋鞄、今では未来の匠を目指す若者たちが日夜汗を流しているのだ。

いろいろな世界でマニュアル化が進む中、手作りの世界はやはり人間の温かみと厳しさの中で伝えられていくものなのである。

頭で覚えるのではない。まさに体得していく世界。マニュアル化できないその聖なる部分に人はぬくもりを感じるのだろう。

テクノロジーではなく、アートなのである。アートに人は心を動かされる。

ぬくもりあふれる土屋鞄 の製品は今昔智慧Seekが自信を持っておすすめできます。

【ランドセル】総牛革ボルサ

[商品番号] BO0101REN [価格] 38,000円 [サイズ] 高さ30cm×幅24.5cm×マチ幅19cm [重量] 1200g前後 [素材] 牛革ボルサ

以下、画面をクリックすると詳しい情報を見ることができます。

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