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ルビーのパッション

街にはきらびやかなクリスマスイルミネーションの用意が万全となっている。シティーホテルのロビーもそれぞれ趣向を凝らしたクリスマスツリー。実は飾り立ての今が旬なのかも。

赤、青、金、銀、クリスタル・・・・・

赤ならやっぱりルビーでしょう。

王子には見えました。手荒れで血がにじみ、やつれ果てたあのお針子が。傍らには熱で寝ている息子が。

「ね、つばめくん、ほんの一晩でいいからぼくのそばにいて、使いをしてくれないか。ぼくの剣のつかからルビーを抜き出して、あのお針子に届けておくれ」

つばめはエジプト行きを控えているため、最初こばみますが、王子の悲しい様子に心を動かされてルビーをくわえて飛んでいきます。眠りこけているお針子のそばにそっと置いてきました。無事届けて飛びかえったつばめは、

「おかしいですね、こんな寒いときなのにからだがほかほかしているなんて」

「君がいいことをしてきたからだよ」

熱の病に効があり、活力を与えるといわれるルビー。サファイアを持っていった先を知ると、アイルランドはダブリン生まれの作者、オスカー・ワイルドは宝石パワーの伝承を知っていて意識的に書いたのだと思える。

こんな伝説も残っている。

古代インドの時代から、ルビーは情熱と勇気のシンボルとして信じられていました。あるとき戦争が起こり、少年が愛していた少女が敵に連れ去られてしまいました。少年の母は、家財をすべて売り払って小さなルビーを買い与え、兄弟と共に出陣する息子を見送ったのです。

そのルビーの加護のせいなのでしょうか、その少年は多くの戦果をあげ、りっぱな武将となって、ついには少女を奪還できたということです。

ルビーの伝説のパワーには、身につける本人の能力を最大限に引き出すこと、血の浄化、血のめぐりをよくする効果もあるという。

自信を高めるともいわれ、恋をつかみたい勝負のときにルビーがおすすめ。イヤリングなどからだの上部につけると異性にもて、リングをはめればスムーズに展開する予感。男性にはネクタイピンを。恋人同士が贈り合う宝石としてはとりわけラッキーな石だそうだ。クリスマスプレゼントしては最適ではないか。

持ち主に危険が迫ると、色が変わるとも言われている。

選ぶのなら、理想はミャンマー産のピジョンブラッド色。ハトの血のようなそのカラーはワクワクするような色だ。インクルージョンがあればそれは天然の証拠でもある。

スリランカ産は明るいチェリーピンク、、タイ産はビーフブラッドといって暗い色調である。

また、非常に貴重な非加熱処理のルビーでは天然の色が楽しめる。

私はミャンマー産のつやもいいピジョンブラッドを大切にしている。なめらかなカボッションカットで、実はいまだにルースのままである。

ジュエリーとしてというより、パワーストーンとして使いたいので、たまに出しては左手に持ち、気を右手に流して、その右手を体にあてる。または、置きたいと思うからだの場所におく。

やがて、だんだん置いた部分が暖かくなって、全身もぽかぽかしてくる。ストーンセラピーともいうけれど、いわばルビーのお灸である。使用後はスマッジや日向ぼっこも欠かせない。

ルビーのタイタックタイピン

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