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謹賀新年 門松

あけましておめでとうございます。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。みなさまにとって、飛躍の年となりますよう、心からお祈り申し上げます。

暮れから門松が飾られ始めると、いよいよお正月、と気持ちが引き締まってくるものです。この門松、本来は年神様を迎えるためのよりしろとも信じられてきました。神様は松の木を目印に降臨し、そして鎮座するというわけです。それでは、やはり門の周りも掃き清めなくてはなりませんね。

もともとは松だけであったものが、室町時代に竹が加わり、江戸時代には梅が加わって今日のような形になったといわれています。めでたい松竹梅、松が男、竹が女、梅が子供を象徴する、という説もあります。

今でも12月13日に松迎えなどと称して、山から門松を切り出すところが多いそうです。飾るまでは室内の清潔なところに置き、12月30日までには門に立てます。

12月31日にスーパーから買ってきて、そそくさ立ててはNGなのですね。

片付けるのは1月4、7、14日など。

門の前に木を立てたり、置く習慣についてはこのブログで掲載したことがあります。

イトスギ(サイプレス)の十字架では、亡くなった人の家の前にサイプレスを置く習慣があり、

杉の枝の迎え火では、亡くなった人の家のお盆では、仏様が帰宅する目印に杉の枝を飾ります。

松、糸杉、杉に共通するのは、冬も青々とする常緑樹の針葉樹=不死のシンボル、そして、殺菌作用が強い、ということです。

自然を敬い、ときに畏怖してきた先人は木々のメッセージが読み取れたのでしょう。

生命力が強い松は長生きと忍耐強さのシンボルであり、散ってもバラバラにならないところも縁起がよいとされています。

松を浸した黄金色のお酒を頂戴したことがありますが、美味でした。長生き酒とか。

お茶は咳や気管支炎に、エッセンシャルオイルは防腐、殺菌、消炎効果が、バッチのフラワーレメディーは疲労感、無気力感にさいなまれている人によいとされています。

松の実も最近では手に入りやすくなり、おかゆやサラダにトッピングすると、ぐっと高級化しますね。

昨年手に入れた錦松の盆栽、四国の砂だから上等な赤土にかえてやってね、といわれたので、さっそく指定の玄人用のお店で土を手に入れ、詳しく聞いたものの、ついに土を入れかえず年を越してしまいました。

錦松は木肌が割れているところが特徴なのですが、その分ナイーブでもあります。水やりをするたびに申し訳ない気がしています。

ちくちくした葉を触ると、リフレッシュした気分になります。

古い種の松は針葉樹の中でもとりわけ潜在的なパワーがみなぎっているのではないか、といつも感じています。

お気に入りの松は、三保の松原の樹齢650年の「羽衣の松」と浜離宮の「三百年の松」です。

ぜひ、この松の木の下に立ってみてください。気持ちが静かに安らいでいきますから。

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